あ~終わってしまった…「JIN-仁-」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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昨夜リアルタイムで見たので、書かずにはいられず、最終回の感想を書きたいと思います。





TBS 日曜21時
「JIN-仁-」最終回



主演…大沢たかお
脚本…森下佳子
演出…平川雄一朗





まずは上野に集まり官軍に抵抗した彰義隊の話。





命令どおりに龍馬(内野聖陽)を殺せなかった恭太郎(小出恵介)。とはいえ死に追いやったのは事実で、龍馬のような人物を生かせなかった自分を悔いて、自分も死ぬべきなのだ…と、





恭太郎は彰義隊に身を投じます。そこを死に場所にしようと…。
前シリーズで龍馬と比べて自分の「器」の小ささに苦悩したのを思い出させ、その悲壮な決意が胸を打ちました。





その兄を連れ戻そうと、危険もかえりみず咲(綾瀬はるか)は佐分利(桐谷健太)と上野へ向かいます。





恭太郎を見つけ声をかけた時、流れ弾が咲の腕に…





思い直した恭太郎は咲をかついで負傷者の手当てをする仁(大沢たかお)たちのもとへ。





咲の傷は命に別状はないものに思われましたが、ペニシリンでは効かない緑膿菌に冒されていると分かり危険な状態に…。





今シリーズではあまり出番の無かった咲の母の栄(麻生祐未)。死ぬかもしれない咲に会ってくれと恭太郎に言われても頑として拒否。





私が会いに行ったら、もう自分はダメなのだと咲の気力が失せる…自分の足で母に会いに来いと伝えよ…と。





麻生祐未演じるこの栄さんは私めのお気に入りキャラで、涙をこらえて「南方先生によろしくお伝え下さい」と言う姿が胸を打ちました。





仁は緑膿菌に効くホリタミンの小瓶をタイムスリップの時に持っていたのを思い出し、皆で探し回ります。




現代に戻って取って来ようと仁は崖から落ち…





現代に戻った仁は、現代の仁によって手術され、胎児の形をした腫瘍を摘出…





体の自由がきくようになるとホリタミンを持って、またタイムスリップしようとする仁。しかし、現代にいた方の仁がタイムスリップしてしまい…





このへんがややこしくて頭が混乱してしまいました…




ええ~?どうなってるんだ…と。





現代に残された仁。
消えた仁の存在は無くなり、手術をしたのも別の先生になっていました。





後輩医師(山本耕史)に相談し、自分がパラレルワールドにはまったらしいことを知る仁。





図書館に行き医学史の本を読むと、仁友堂のメンバーがその後の日本の医学を牽引したことがわかります。




仁友堂の名はしっかり載っていましたが、南方仁も橘咲も載っていません。





咲はどうなったのか?
仁は橘家があったと思われる場所に行きます。





するとそこには…
橘医院の看板が…。





その前で仁が立ち尽くしていると、そこに若い女性が…
てっきり咲と同じ顔の女性かと思いきや、野風と同じ顔の女性…





話を聞くと、咲は恭太郎が崖っぷちで見つけた瓶によって一命をとりとめ、その後小児科、産科の女医として橘医院を開業したとのことでした。





一生独身を貫き、野風の娘安寿を養女に迎えたことがわかります…
だから、この女性も野風と同じ顔なのでした。





恭太郎は船中九策の九ヶ条の医療保険制度作りに尽力した…というのも感動しました。





そして、帰る仁に咲が残した手紙が渡されます。





それは○○先生あてとなっていました。咲や仁友堂の人々の記憶から仁の存在は消えてしまっていたのです。





しかし、咲は仁への強い思いから、慕っていた先生が確かにいたことを覚えていました。





忘れてしまわないうちに、その思いを手紙に書き付けたのです。





150年の時空を超えて、伝えられた咲の思い…
なんと切なく、強い思いなのか…





綾瀬はるか演じる咲のこれまでが思い返され…
深く心に響きました。





このまま、感動で終えてくれれば良かったのに、ラスト、咲の子孫の橘未来が脳腫瘍で運びこまれ、仁が手術するところで終わるって…





え?
また何かやるつもり!?





今回の評価は…9