このドラマが始まった当初、なんで世良公則が居酒屋のオヤジ役?しかもなんかヘンな髪型になっちゃって…と思ったものですが…
今ではこのドラマになくてはならない存在ですね…
フジテレビ 日曜21時
「マルモのおきて」第10話
主演…阿部サダヲ、芦田愛菜
脚本…阿相クミコ、櫻井剛
演出…八十島美也子
若い読者の方々はご存知ないでしょうが、世良公則ってカッコ良かったんですよ~!かつて「宿無し」や「銃爪」を歌っていた頃は…。
今はすっかりオッサンになっちゃいましたけどね…
久しぶりのドラマ出演…
どうなんだろうとも思いましたが、なかなかどうしていい味を出しています。
今回はそんなクジラのオヤジさんが、小学校の運動会でやる「アイアイ」の踊りを、マルモ(阿部サダヲ)に代わって学校で覚え、双子に教えるという見せ場がありました…
エンドに流れる「マルマルモリモり」で、照れくさそうにおどる姿が印象的で…
それが好評で今回の、この踊りになったのでは…と、勘ぐりたくもなりました。双子にお手本を見せるところは何とも可愛らしかったです…
さて、ストーリーは、あゆみ(鶴田真由)が実の母とわかる写真を見てしまった薫(芦田愛菜)。
しかし、マルモが似た人だと嘘をついて、なんとか切り抜けました。
運動会にこっそり見に来たあゆみを、マルモは一緒に見ようと誘いますが、
薫はあゆみを見て動揺…「アイアイ」の振りを忘れてしまいます…
すかさず薫の見える所へ駆けていき、振りを踊ってみせるマルモ。薫は思い出しまた踊りだします。
その2人の様子を見て、あゆみはやはりかなわないと諦め…
薫に「おばちゃんは私のお母さん?」と聞かれても、違うと答えます。
しかし、家の中でマルモは双子の父親が、あゆみのことを許し、また一緒に暮らしたいという手紙が出てきて、マルモは生前すでに笹倉はあゆみを許していたことを知ります。
涙ながらに身を引き、双子をあゆみに返す決意を語るマルモ。
阿部サダヲの好演で、マルモのつらい心が痛いほど伝わりました…
いよいよ最終回…
悲しい別れになりそうです。
今回の評価は…