テレ東の攻めの姿勢は変わらず…「IS」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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テレビ東京のこの枠は他局ではやらないような意欲的な企画にチャレンジする枠で、私めは視聴率度外視で好意的に見ているんですが…





とんでもなくユニークな学園ドラマだった「鈴木先生」に続いての今クールは、またまたすごいテーマを持ってきたもので…





テレビ東京 月曜22時
「IS~男でも女でもない性~」第1話



主演…福田沙紀、剛力彩芽
脚本…寺田敏雄
演出…藤尾隆





他局が薄っぺらな女の子の男装ものをやっているのを尻目に…





こちらは生まれつき男でも女でもない身体のインターセクシャルという4500人に1人の子の話。





そういう人がいることを初めて知りましたが、おそらくほとんどの人が、それを隠して生きているんでしょうね。





当事者にしてみれば、非常に深刻な問題で、高橋ジョージと南果歩の夫婦が、





そんな子供が生まれてしまった夫婦を、切実に演じています。





久しぶりの南果歩といつもと髪型が違う高橋ジョージがやけに新鮮です。





割と描かれていて、それが余計にリアルでもあります。





その子供、春(福田沙紀)は精巣を早くに取り除き、戸籍上は女の子。





ところが男っぽいので小学、中学は男の子として通っていました。





福田沙紀はショートカットが似合い、声も太く、男の子っぽさは他の男装女優より頭抜けているのですが…




実は春は父親がやっていたケーキ屋をまた一緒に復活させるのが夢で、調理科のある高校を希望します。





しかし、その高校は女っぽくなってきた春を、女子としてでないと入れないと言い…





やむなく春は初めてスカートを履き高校へ通うことになります…





意識的には男の子のままの春が、生理が来たり、どんどん女の子になっていく身体に戸惑う話になっていくようです。





いや~、どうなるのか、先が気になる話です。





母方の祖母を丘みつ子が演じていて、ちょっと懐かしかったです。





今回の評価は…7