集団劇としては◎…上戸彩「絶対零度2」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は前回の続きの解決編。一連の殺人事件の首謀者が分かり逮捕するまでの話でした。





フジテレビ 火曜21時
「絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~」第2話



主演…上戸彩
脚本…浜田秀哉
演出…岩田和行





このドラマ、前シリーズの時も書きましたが、主演の上戸彩が前面に立たない方が良いという不思議なドラマで…





今回は、潜入捜査に戸惑うドジなカメ的な上戸彩を丁寧に描いた前回より断然面白い回でした。





一連の殺人事件の首謀者をつきとめ、逮捕するまでが集団劇としてよくできていたからです。





それを成り立たせているのは、一つにはフジテレビらしからぬテレビ朝日的な堅実な脇役のキャスト陣。





北大路欣也、杉本哲太、中原丈雄、山口紗弥加、木村了と揃っていれば、頼もしいことこの上ないわけです。





更に今回は首謀者役の平岳大が父親の平幹二朗がワル役をやる時とそっくりの堂々たるワルっぷりで、やはりこういうドラマはワルが良くないと盛り上がらないわけで、逮捕するまでがスリリングになりました。





潜入捜査のメンバーの活躍といざというとき陰に隠れる具合が面白く描かれてました。





上戸彩を一人前に指導しようとしている桐谷健太は、やはりこの人は「JIN」の佐分利みたいな役が適役と思っている私めには不満なのですが、まぁ頑張ってるので…いいかな…という感じです。





今後も今回みたいな感じで作ってくれたらいいのですが…そうもいかないんでしょうね…おそらく…





今回の評価は…7