低予算を逆手にとる笑い「勇者ヨシヒコと魔王の城」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

このドラマ、タイトルが出る前にわざわざ「予算の少ない冒険活劇」と出るところからしてスゴいのですが…





とにかく予算が少ないのを割りきっていて…それを逆手に取って笑いにしてしまっているのに感心します。




なかなかここまで徹底してふざけられません…その振り切った潔さが素晴らしいのです。





テレビ東京 金曜24時12分
「勇者ヨシヒコと魔王の城」第3話



主演…山田孝之
脚本、演出…福田雄一





前回もそうでしたが、いきなり行く手を阻む敵と戦うところから始まります。





今回だと安田顕演じる盗賊との対決がいきなり始まるのですが…





前回は手下がバイトで帰ってしまう…というまさかの展開。あたりまえの対決にならないのがお約束で…





今回は戦っている最中、盗賊がタイムを取り、なんと男性の大事な場所のポジション、いわゆる○○ポジを直し始めます。





部活で運動をやっていた男性には身に覚えがあることですが、ちょっと気になることってあるんですよね。




しかし、それを我慢せず、わざわざ対決を止めて直し、○○ポジ○○ポジってセリフで言うのは、映画でもドラマでもいまだかつて無かったでしょう…(笑)





つられてヨシヒコ(山田孝之)たちまで気にして直し始め、収拾がつかなくなってムラサキ(木南晴夏)があっさり斬り倒すってオチでした。





安田顕が嬉々として怪演しているのが微笑ましくさえありました。





さて今回は村へ行くと、西の洞窟にいる怪物に村人が苦しめられていると聞き、勇んで退治しに行きます。




しかし、怪物はてごわく…(ここは予算の都合でいきなりアニメ…(笑))





岩鉄斎という刀鍜冶の作る剣でないと退治できないと知り、頼みに行きます…





ここで剣に魂をこめることになり、魂を剣に注入するとその人間の本性がわかってしまいます…





ふだんコワモテのダンジョー(宅麻伸)は急にオネエ言葉になり…

ふだんマジメなヨシヒコはスケベな尻フェチに豹変してしまいます…





山田孝之のお尻ふりふりダンスは最高でした。




結局、ムラサキの魂入りの剣で退治。ムラサキは魂がぬけるとぶりっこになってしまうのでした。





そしてラストはこちらもお約束の仏さま(佐藤二朗)の登場。相変わらずヨシヒコには裸眼で見てもらえません…





ブツクサぼやいたり、文句言ったり、好き放題。
佐藤二朗ワールド全開です。





ここがこのドラマを見る楽しみの1つにもなっています。





まだご覧でない方、くだらない笑いがお好きなら、ぜひ見てください。





今回の評価は…7