今までも何となく感じてはいましたが、このドラマでの加藤成亮が演じる正三郎は、キーとなる大事な役です。
しかし、貫地谷しほり、観月ありさという手練れの女優を相手にするには、いささか役不足の感は否めません…
TBS 日曜21時
「華和家の四姉妹」第5話
主演…観月ありさ
脚本…関えり香
演出…武藤淳
ある種、女たらしの魔性の男でないと面白くないわけですよね…
桜子(貫地谷しほり)はまんまとたらしこまれ…
竹美(観月ありさ)はたらしこまれないので、余計に正三郎はひかれてしまう…
そのコントラストが弱くなってしまうんです…
女性視聴者へのサービスなのか、やたらと上半身裸になることの多い加藤成亮ですが…
そういう男を演じようという努力は認めますが…
魔性と言うには…ちょっと…
なんか裸見せてる割には、もっちゃりしてるし…(汗)
ここのポジションの弱さを改めて感じたのと、あと4姉妹それぞれが共感しにくくなっているのを感じます…
藤子(吉瀬美智子)は不倫してた上司(石黒賢)と再会…オヤジを責めてたけど、自分もしてたのかよ…だし。
竹美のダンナ(田中哲司)は束縛男っぽいけど、子供たちのこと考えたら、男たちにちやほやされて喜んでるより、離婚しなかった方が良かったのでは?だし…
桜子はやたらと同棲してる正三郎の部屋をかぎ回ったり、どんどんうざい女になってるし…
うめ(川島海荷)の先輩を好きって話もどうでもいい感じだし…
うーん、見続けるモチベーションに欠けるドラマになって行ってます。
今回の評価は…