毎クール終了ごとに私ドラマミタローがあくまで独断で選ぶアカデミー賞…
まずは
最優秀新人賞
最優秀主題歌賞
最優秀脚本賞
最優秀演出賞
の発表です。
選考対象となる最終回まで見続けた作品は11作品。
「全開ガール」
「絶対零度」
「チーム・バチスタ3」
「ブルドクター」
「陽はまた昇る」
「それでも、生きてゆく」
「美男ですね」
「ジウ」
「勇者ヨシヒコと魔王の城」
「ドン★キホーテ」
「華和家の四姉妹」
では最初に…
最優秀新人賞。
玉森裕太「美男ですね」
連続ドラマへのレギュラー出演は「幸せになろうよ」の黒木メイサの弟役に次いでわずか2作めで、早くも主演の1人に抜擢。
しかもオリジナルの韓国版では、今をときめくチャン・グンソクが演じた役という高いハードルに挑むことになりました。
ツンデレという意味では「花より男子」で松本潤が演じた道明寺にも似た役柄。
当初は気負いからか硬さがあり、ツンデレ具合がうまく演じられませんでしたが…
回を追うごとにめきめきと成長していき抜擢に応えました。今後どんな役を演じていくか楽しみな人です。
続いて…
最優秀主題歌賞
「東京の空」小田和正
…「それでも、生きてゆく」
「がんばっても~がんばっても~
うまくいかない
でも 気づかないところで
誰かが きっと 見てる」
この歌詞がたまらなく好きでした。
訥々と言葉をかみしめるように歌う小田の澄んだ声が、ドラマの世界観に非常に合っていたと思います。
次は…
最優秀脚本賞
坂元裕二
「それでも、生きてゆく」
坂元脚本としては決して傑作ではないとは思います。
このテーマに果敢に挑んだ姿勢は買いますが、欲張りすぎた…というか、途中ぶれてしまった部分がありました。
特に文哉の存在がクローズアップされてからは、サスペンス色が強まりすぎたりして…
洋貴と双葉の関係を描く姿勢が薄まってしまった感がありました。
しかし他の作品を見渡しても、脚本賞に値する作品は無いのでこれを選びました。
最優秀演出賞
福田雄一
「勇者ヨシヒコと魔王の城」
制作費が少ないのを逆手にとって、それでもこれだけ面白いもんが作れるんだ…どうだ参ったか?
という気概を感じる演出でした。
この人のゆるい笑いに抵抗を感じた時期も過去にありましたが、今回は素直に「参りました!!」と言いたいです。
明日は助演男優、助演女優を発表します。