フタをあけてみないと分からないという意味では、一番危惧しているのはこのドラマです。
10月22日スタート
日本テレビ 土曜21時
「妖怪人間ベム」
主演…亀梨和也
脚本…西田征史
演出…狩山俊輔ほか
「怪物くん」がドラマ化される時は大して期待もせず見始め、出来の良さに感心したのですが…
今回は先に「怪物くん」という成功例があるだけに、ハードルが上がってしまっているところはありますね。
私めはおじさんなのでアニメの「妖怪人間ベム」はリアルタイムで見ていた世代。
「はやく人間になりた~い」のフレーズを学校で真似した記憶もあります。
能天気で明るいアニメが多かった時代に独特の暗さやシリアスさがあり、異色の作品でした。
人間になりたいのになれず、そんな人間から迫害を受けながらも、悪の妖怪たちと戦い人間を救う…という設定は、皮肉でかつ深い悲しみを帯びています。
そのへんを「怪物くん」の時のようにシンプルな語り口で脚本の西田は書いてくると思うのですが…
あとは、亀梨和也、杏、鈴木福の3人がどう演じるかですね。
言葉少なで人間に不信感を感じながら、つい助けてしまうベム。これをどう亀梨が演じるか…一回り大人になった演技が要求されます。
気性は荒いが仲間思いのベラは杏には適役では…
無邪気で怖い者知らずのベロは鈴木福が可愛く演じてくれるでしょう…
あと北村一輝は悪役なのかと思ったら、ベムたちと知り合う刑事役でした…
な~んだ。
確かアニメでは感情が高ぶると妖怪人間の3人はスゴい顔になったはずですが、ドラマではどんな特殊メイクになるのか、そこも楽しみです。
視聴率予想は10~12%。
内容次第で上がるとは思いますが…
期待度ランキングでは5位
★は7つです。