かなり強引だがスリルあり「ランナウェイ」初回SP | 連ドラについてじっくり語るブログ

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まぁ…2時間を力業でグイグイ押しきった初回スペシャルでしたね。





いろいろツッコミどころはありましたが、たたみこむテンポの良さで見てしまいました。





TBS 木曜21時
「ランナウェイ~愛する君のために~」第1話



主演…市原隼人
脚本…羽原大介
演出…石井康晴





映画では「パッチギ」や「フラガール」の脚本を書いている羽原大介の脚本は、ドラマというより映画のようなドライブ感があり、脱獄計画から実行、脱走をハラハラさせながら描きました。





毎クール、何らかのドラマでポイントゲッターとして登場する竜雷太が、ここではベテラン囚人として登場。





脱獄したいと願う若者たちに一肌ぬぎ、練りに練った脱獄方法を伝授します。





主人公のアタル(市原隼人)はじめ、ちょっとオツムの足りない空哉(上田竜也)も、しっかり者の瞬(菅田将暉)も、乱暴者の龍之介(塚本高史)も、みなそれぞれの事情で無実の罪を着て、服役しているのでした。





それぞれの事情が合間に挿入され、その背景がわかるしくみ。4人はキャラに合った役でいきいきしています。





竜雷太の他にも、アタルの冤罪を晴らそうとする元刑事に渡哲也。刑務所の憎々しい刑務官に大河内浩。しつこく4人を追う鬼警部に嶋田久作と脇にも手練れが出ていて盛り上げます。





中でも親から虐待されていて4人と共に逃げていくことになる少女役の熊田聖亜は、またまた芦田愛菜を脅かす名子役の登場で…





強烈な存在感で4人を刺激しています。
ホント、次から次へとスゴい子役はいるものですね。




確かこの子は松本人志が映画「さや侍」に起用しと絶賛していた子ですよね。




この女の子がこのドラマのいいアクセントに今後なっていきそうです。





しかし、相変わらず市原隼人の演技は熱いですね。 でも、今回のようなダイナミックな流れの中では、その熱さが鼻につく感じはありませんでした。





あと、意外と上田竜也が器用な演技をするのが収穫です。





全体的には地味なドラマながら、今後が楽しみな作品です。





今回の評価は…7