笑ってホロリのクドカンテクニック「11人もいる!」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

前回よりも更に細かい笑いどころを盛り込んできて、それでいて最後にホロリとさせる…





そのへんのクドカンのさじ加減が絶妙で、素直に楽しめる作品になっています。




テレビ朝日 金曜23時15分
「11人もいる!」第2話



主演…神木隆之介
脚本…宮藤官九郎
演出…片山修





一つ一つ取り上げるのが大変なほど、笑いどころがちりばめられた回だったのですが…





特にツボだったところをいくつかあげると…





前回、才悟(加藤清史郎)とメグミ(広末涼子)に食われ気味だった主役の一男(神木隆之介)が、今回は失地回復とばかり活躍した回でした。





神木くん、なかなかコメディ演技も達者で…





ゲイバーでバイトしていたのがバレて、自分をゲイと勘違いする両親に必死で否定するくだりや…





ヒロユキ叔父さん相手に、猛烈な早口で自己完結のキレっぷりを見せるくだり…




妹の貞操を守りに行こうとしたのに、なぜか自分も童貞を捨てたくなり、ソアラさんの家に行きお願いしちゃうくだり…
(その後のイメージ映像には笑いました!)





などなど、大車輪の活躍でクドカン調の難しいセリフも見事にこなしていました。





やはり才能のある人だな…と感心しきりです。





今回は才悟とメグミのからみは前回ほどではありませんでしたが、また今回もオッパイを触りたがる才悟には笑いました。





細かいところでは、同じテレビ朝日でやっている「ビッグダディ」のパロディーであることバレバレの「ダイナミックパパ」。





そのパパがカフェに現れてイヤなヤツなのもツボでした。





メグミの誕生日を忘れられていると思ったら、ちゃんとみんな覚えていたというオチは、ちょっとしんみりもして…





そのへんがさりげなく、田辺な光浦もわざとらしさが無くていい感じで締まっています。





今後もどんな笑いどころをクドカンがぶちこんでくるか楽しみです。





今回の評価は…7