イタい中年を好演…「最後から二番目の恋」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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中井貴一と小泉今日子が、50歳と45歳のイタい中年をリアルに演じていて、何度も吹き出し笑いをしてしまいました。





私めは同世代なので「わかる、わかる…」の連発でした。





フジテレビ 木曜22時
「最後から二番目の恋」第1話



主演…中井貴一、小泉今日子
脚本…岡田惠和
演出…宮本理江子





中井が演じているのは鎌倉市役所の観光課の課長さん。





部下との飲み会にも気を使わせるからと出なかったり、
部下の嫌がるクレーム処理は自分がやったり、
若い女性の部下にはセクハラになってないか過敏に気にしたり、





部下にやたらと気を使わないといけない今どきの上司像がリアルに描かれています。





一方、小泉が演じているのはドラマのプロデューサー。





仕事仕事で来てしまって、気がついたらオバサンになっていたというパターン。




若い頃にバブルを経験した世代にはありがちなタイプ。





同じように独身の飲み仲間と鎌倉に一緒に住もうってことになって、物件を探したら、他の二人には裏切られ…





中井の住む家の隣に1人で住むことになる…という展開。





初対面から言い争いをしてしまう二人。
この二人の口喧嘩が大人げなくて笑いましたね。





中井も小泉も絶妙のコメディのセンスで、中井は妹役の飯島直子や内田有紀とのからみでも笑わせてくれました。





飯島はやたら居心地の良い実家に戻ってくる妹、
内田は暗く引きこもりっぽい性格で仕事をすぐやめてしまう妹。
といずれも問題あり…





家の一角でカフェをやっている坂口憲二の演じる弟はやたら女性に優しいが、どうも病気を抱えている様子。





小泉と4兄弟のからみがどうなっていくか楽しみな滑り出しでした。





ただ一つ難点は森口博子が出ていること…
もっと他にいるだろうに…と思ってしまいました。





今回の評価は…7