スリリングな展開に…本木雅弘「運命の人」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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この内容で視聴率が11%って…
うーん、もったいない…





テーマが難しそうだから…と食わず嫌いで敬遠されてる視聴者の方には、ぜひ一度見ていただきたいドラマです。





TBS 日曜21時
「運命の人」第3話



主演…本木雅弘
脚本…橋本裕志
演出…土井裕泰





せっかく入手した機密の電信文のコピーを…





国会で佐橋総理(北大路欣也)糾弾のために使ってほしいと、野党の横溝議員(市川亀治郎)に渡してしまったのが大失態の始まり。




横溝が国会中継中に興奮のあまり文書のコピーはここにあると見せてしまい…





誰がどうやって外務省から入手したのか…犯人探しが…





三木(真木よう子)にも事情聴取が及び、パニくって文書回覧受け渡し簿を燃やしたので余計に怪しまれ…





グイグイと追い詰められていく三木の狼狽ぶりを、真木がリアルに演じて迫力がありました。





自分に迷惑をかけないと言ったのに、今さら必ず守ると弓成(本木雅弘)に言われても信じがたい三木が投げつける…
「批判されることのない新聞記者って世間知らずですこと」
というセリフが、ゾッとする冷たさで良かったです。




ただ、ここまで駆け足で描いてきているので三木が、なぜ弓成に協力したかが、イマイチわかりにくく…





これから裁判で明らかにしていくんでしょうが…
三木という女性には思い入れが持ちづらいですね…





自信たっぷりに自分は罪には問われないとうそぶいていた弓成が、徐々に追い込まれていく過程も実にスリリングでした。





迷惑かけた安西(石橋凌)や小平(柄本明)に土下座するシーンの迫力。
小平の一喝はさすが!柄本明。





逮捕状をつきつける小市慢太郎の刑事もいや~な感じで良かったし…





弓成がどんどんひどいめにあっていくのを楽しむっていうのも変ですが、まぁ…そういうドラマなんですよね。





見ごたえたっぷりです。
今からでも遅くはないので、ぜひご覧あれ。





今回の評価は…7