このドラマ、キーになるのは稲垣吾郎をどう使うかだと予想したのですが…
実際は使いこなせてない、というのが正直な感想で…ところが今回…
フジテレビ 火曜22時
「ハングリー!」第6話
主演…向井理
脚本…大森美香
演出…本橋圭太
麻生(稲垣吾郎)が英介(向井理)の店に乗り込んできてフルコースを注文、自分を納得させなければ店の名は取り上げる…と賭けを持ちかける。
食べている間はどれも旨いと誉めていたのですが…
食べ終わると滔々とこの店がいかにダメかを語りだします。
この稲垣吾郎の長ぜりふ、よくぞ言ってくれた…という部分も多々あり、英介の痛いところを突くドSっぷり…憎々しげでありながら、その裏には麻生自身の背負った過去からくる何かがありそうな含みを持たせているあたりの哀愁…
稲垣吾郎の本領発揮とも言える絶妙な演技でした。
ここのシーンが突出していて、あとはどうでもいい感じでしたが、この稲垣の演技を見られただけでも、我慢して見てきた甲斐があったというものです。
英介の店は「ハラペコキッチン」という名に…
そっちの方が合っていて良いじゃんって思ってしまいました…(笑)
英介と千絵(瀧本美織)の恋がどうなるかは、別にどうでもいいや…と思ってしまいます。
麻生には今後もあの手この手で英介たちを苦しめて欲しいのですが…
あまり期待はできなそうです。
今回の評価は…