ぶっちゃけすぎる王家の人々…「平清盛」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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いやいや…面白いけどぶっちゃけすぎでしょう…王家の人たち。





そこで、それ言う?って驚きの回でした。





NHK 日曜20時
「平清盛」第9話



主演…松山ケンイチ
脚本…藤本有紀
演出…中島由貴





鳥羽院(三上博史)の愛妾得子(松雪泰子)にやっと男の子ができて、その誕生祝いの宴。





鳥羽院と璋子(檀れい)の間にできた第4皇子雅仁親王(松田翔太)がそこに現れ、赤子を抱くとほっぺたをつねって泣かせます。





戯れが過ぎると鳥羽院が注意すると、王家の中でもはみ出し者で無頼な生活をしている雅仁は、私の戯れなどかわいいもの…





白河法皇のなぐさみ者だった璋子を遠ざけ得子に子供を生ませる戯れに比べれば…と正面きって批判します。





すると得子が怒って、璋子なんかボロボロになればいいんだとあけすけに口汚く罵るのです。





王家の人だけが御所の奥でやりあうなら分かりますけど、





摂関家や庭先には清盛(松山ケンイチ)や義清(藤木直人)ら武士もいるのに…





こんなぶっちゃけ喧嘩、いくらなんでもやらないでしょう…





時代考証家のチェック甘すぎですよ。
細かい史実までわからない時代だからって、面白ければ何でもありでは…「江」になってしまいますよ。





確かに遊び好きではあったらしいですが、王家の皇子が街中の賭場で身ぐるみ剥がれるっていうのもどうかと思うし…





女性が秘めやかな時代に、上皇の后に一介の警護の武士が夜会って、お救いしますと告白するなんて…
そんなオープン?





と、気になることが次々出てくる回でした。





とはいえ、後々清盛の味方になったり敵対したりと、重要な間柄となる後白河天皇を松田翔太がやるのは面白く…





今勢いのある松山、松田、玉木の演技バトルが今後見られるのは楽しみではあります。





今回の評価は…6