見る者をイラつかせる主人公…「運命の人」第8話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマを見て主人公を応援したくなる人っているんでしょうか…?





やはり主人公に共感を持ちづらいドラマって、いくら完成度は高くても、見ていていい感じはしませんね…




TBS 日曜21時
「運命の人」第8話



主演…本木雅弘
脚本…橋本裕志
演出…吉田健





第一審で弓成(本木雅弘)は無罪で昭子(真木よう子)は有罪に…。





閉廷後、声をかけようとする弓成を睨む昭子の目の怖いこと…怖いこと。





そこから弓成も有罪にするための昭子の怒涛の攻撃が始まります。





週刊誌に告白記事を出し、世間の同情を得て、無罪になった弓成へのお祝いムードをかき消してしまうのです。





更にワイドショーにも出て、いかに自分が被害者かをアピール。





真木よう子の演技が、真に迫りすぎて、そこまでしなくても…という昭子のイヤな女度がどんどんアップしました。





世間からは冷たい目で見られ、家にも居づらい弓成は…またしても実家に行ってしまい半年も帰りません。




実際モデルとなった人物がそうしたのかもしれませんが、ひどいですよね…





佐橋元総理(北大路欣也)の密約を告発する記事を書きたいから…って
それは綺麗ごとで逃げただけですからね…





…で半年ぶりに帰って、妻の由里子(松たか子)に離婚してもいいぞ…って言い出したら…





そりゃ~怒りますよ…
怒りすぎて笑っちゃう松たか子の演技も納得です。





アンタのせいで自分も息子たちもイヤな思いをして、それでもアンタを信じて我慢してきたのに…





別れるんならこっちからそうするわ…そんぐらい決める権利はこっちにあるっちゅうの!!





よくぞ言った!!
その通り!!





昭子が検察側に協力した控訴審は、昭子の思惑どおり弓成の有罪に…





これで弓成の立場はいよいよどん底へ落ちていくわけですが…





うーんしょぼん
何も同情できないところがツラいですね…。





今回の評価は…6