1話で完結しそうな原作を2話に分けたりするこのドラマ。
最後の「ソウルケイジ」はなんと3週連続でやるんだとか…
2週で十分でしょう…たぶん。原作読んでないので何とも言えませんが…
フジテレビ 火曜21時
「ストロベリーナイト」第9話
主演…竹内結子
脚本…龍居由佳里
演出…佐藤祐市
脚本と演出のコンビは、スペシャル版や連ドラ初回の「シンメトリー」を担当した人たち。
原作者の誉田哲也の世界観を一番忠実に描いていて、そのおどろおどろしさが、被害者の手首だけが見つかる今回の事件でもよく出ています。
今回も姫川(竹内結子)班と日下(遠藤憲一)班とが合同で捜査することに…。
実証主義の日下は事あるごとに姫川が自分のカン頼りで動くのをチクリと釘を刺します。
それにムキになって怒る姫川が大人げないレベルになっていて、あまりに融通のきかないワガママお嬢さんっぽくて、これは損ですね。
どんどんヒロインに共感が持てなくなってしまう…
その分、今回も優しく抱きしめてあげる菊田(西島秀俊)のお株が上がる一方です。
事件の方は石黒賢、濱田岳、蓮佛美沙子、池田鉄洋と力のある人を集めているだけに、引き締まってダレてはいませんでした。
現在と過去をうまく交錯させて、興味を引き付けました。
とはいえ、3回に分けると次回は中だるみするのでは…と心配です。
脚本の腕の見せどころですがね…
今回の評価は…