井原屋に戻ってきた健人(反町隆史)を訪ねて、健人の生みの母(長山藍子)がやってきます…
…で、健人を連れて帰ると言うんですが…
TBS 木曜21時
「最高の人生の終り方」第9話
主演…山下智久
脚本…渡辺千穂
演出…川嶋龍太郎
実は健人が失踪してた先は、生みの母が住んでる町だったんですね。
兄弟の中で一人だけ母親が違う健人は、自分の病気を知り、父や弟妹たちには言えずに母親のもとへ行ってしまったんですね。
自分を見捨てて出て行った母親なのに、男ってやはり母親のもとへ行くもんなんですかね。
戦争の時、国を問わず死ぬ間際に兵士が口にするのは「お母さ~ん」だと、よく言いますからね。
母親のもとにまた戻ることにした健人は、真人(反町隆史)以外の弟妹たちにも病気のことを明かします。
病気のことを明かす前に、庭でバーベキューをやって、健人が涙をこらえながら記念撮影をするシーンは、ちょっとグッと来ましたね。
今回の反町隆史は抑えた演技で良かったですね。反町が加わって兄弟たちのシーンが引き締まるようになり、格段に見やすくなりました。
父(蟹江敬三)の遺書に健人へお前の家はここだ書き遺しているのを守るべく、真人は自宅で看護する方法を学び、健人や母親を説得します。
母親は自分の住む町へ帰って行きますが、真人が呼び寄せ母親も井原屋で健人の世話をすることになります。
川の字で寝る人数が増えて窮屈そうなのが微笑ましかったです。
長山藍子、しばらく見ない間に随分老けたな~と、ちょっと感慨深いものもありました…
次回で、健人の死、長峰先輩殺しの犯人判明、そして恐らく岩田さん(山崎努)の姿を孫の優樹(榮倉奈々)が見れて岩田さんは成仏ってなるんでしょうね。
今回の評価は…