なんか期待した最終回と違いましたね…
特に驚く展開もなくて綺麗ごとで、当たり障りなく終わってしまった感じでした。
テレビ朝日 木曜21時
「聖なる怪物たち」最終回
主演…岡田将生
脚本…荒井修子
演出…藤田明二
三恵(鈴木杏)が産んだのは代理出産ではなく不倫相手の本間(田中哲司)との間にできた子だと知った司馬(岡田将生)。
勝手に大久保(小日向文世)の病院で手術をした罪で連行されますが…敏雄(長谷川博己)が警察官僚に働きかけたおかげであっさり釈放。
これ以上かぎまわるな…と敏雄に脅されますが、司馬はひるみません。
赤ちゃんは本来の親である本間に返すべきだと考える司馬は、
日向家に乗り込み、優佳(中谷美紀)に真実を知らされた圭子(加藤あい)以外の敏雄や敏雄の母親(山本陽子)、大久保にも真実を暴露します。
そんな子は日向家の跡継ぎではないと言い放つ姑に、圭子は私の子だと主張してやまず…
赤ちゃんを連れ出そうとする司馬を錯乱して刺そうとします。
それまで隠れていた優佳が咄嗟に飛び出して司馬をかばい…優佳は刺されてしまいます。
大久保と司馬の冷静な対処で優佳は一命をとりとめます。
結局赤ちゃんは本間に渡され、ウソのように敏雄夫婦も優佳も大久保もまともに改心して怪物でなくなってしまいます。
うーん
拍子抜け…
最後に何かやってくれるかと思った優佳も至って殊勝で…
三恵を殺した罪はどう償うのかもイマイチわかりませんでした。
終盤にやっと主役らしくなった司馬ですが、主役を立てれば立てるほど逆にドラマはつまらなくなってしまった気がします。
残念な作品です…。
今回の評価は…
