いろいろ引っ張ってきた割に、まぁそうなんだろうな…としか思えない平凡な最終回でした。
テレビ朝日 23時15分
「13歳のハローワーク」最終回
主演…松岡昌宏
脚本…大石哲也
演出…高橋伸之
13歳の鉄平(田中偉登)を守ることに必死になる鉄平。
その頃、自分の中学校で起こった立てこもり事件で自分が人質になったことを思い出します。
それを回避するために鉄平は犯人になる青年(細田よしひこ)に接近。
その仕事がブランドショップのハウスマヌカンというのが笑いました…。
中学校の臨時教師になろうとして断られた青年は、中学校に立てこもるのはやめましたが…
鉄平の通う塾に講師で雇って…と頼みこみ断られてカッとなり、教室に立てこもり鉄平は人質になってしまいます。
キレたキャラをやらせるなら、かつての忍成修吾のようにこの人しかいない的になっている細田よしひこ。
嬉々として豹変し、キレた演技を見せてましたね。
鉄平が身体を張って鉄平少年を守り…
鉄平少年は刑事に憧れることに…
無事、鉄平も現在に戻ります。
捜査一課に推薦してくれた高野(古田新太)は、鉄平の指摘どおり実は覚えていたことを白状します。
そこへ翔子(桐谷美玲)そっくりの娘(桐谷2役)が現れ、翔子と結婚したこと、今や太って見る影もないこと、それを隠したさに知らんぷりをしてたことがわかります。
まぁ…それはいいんですが…前々回のカレー屋の話や前回の三上(中川太志)は現在に戻って結果どうなったかをやってないわけで…
不親切な最終回だな…と思ってしまいました。
中国で富豪になったかもしれない塾長(風吹ジュン)のその後も見たかったし…
丸山隆平が出て思わせ振りなハローワークでのやり取りを見せるくらいなら、そっちをやって欲しかったです。
このドラマ、序盤はパターンがしっかりできていて、快いテンポで良かったのですが…
やはり売りは現在に戻って、どう影響を及ぼしたかを見せるということだったので…
それが無くなった終盤は、ちょっと面白みに欠けましたね。
今回の評価は…