恭一のぶちギレ…「早海さんと呼ばれる日」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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ダメ人間だらけの早海家の中で、一番しっかりしていて温和で、優梨子(松下奈緒)をずっと支えてくれる存在だった恭一(井ノ原快彦)が、今回ついにぶちギレてしまい…





フジテレビ 日曜21時
「早海さんと呼ばれる日」第9話



主演…松下奈緒
脚本…大島里美
演出…城宝秀則





恭一は社内恋愛していた頃からずっと優秀な社員の優梨子と比較されてたんでしょうね…





なんで、あんなヤツと…的な目で見られて、





家柄も学歴も容姿もセンスもアイデアもすべてにおいて自分が負けているという劣等感…





それを心の奥に秘めて、笑顔で優梨子に接してきたんですね。





しかし、優梨子の抜けた穴を埋める異動で不馴れな企画部に入り、自分のいたらなさを思い知り…





せっかくのチーフのポジションを外される屈辱にまみれます。





優梨子は恭一のプライドを傷つけまいと好物の料理を作ったり、陰ながらのアシストに徹するんですが…





恭一を担当から外した鳥谷(高橋一生)に呼び出され、自分のもとで働いて欲しいと言われ、恭一が自分の夫であることを明かします。




そのせいか、恭一はまたポジションが戻ります…
しかし、鳥谷からのメールを恭一は見てしまい…





優梨子のおかげで戻れたのだと勘違い…
父の恵太郎(船越英一郎)がリフォーム詐欺にひっかかったのもわかって…





遂に怒りが爆発してしまいます。





普段キレない人間のぶちギレだけに、その破壊力は大きく…





優梨子は家から出て行ってしまいます。





恭一の気持ちもわからないではないですが、馨(中丸雄一)の時のように、自分のダメさを自分で変えようとしない後ろ向きな怒りなんですよね。





前向きになりつつある家族の中で、一人後ろ向きのままの恭一のダメさが浮き上がる形となりました。





イノッチ渾身の熱演でしたね…





次回は自分のどこがダメかわかってくれることでしょう…





今回の評価は…7