3組の母と息子の前進…「理想の息子」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

ちょっと駆け足気味で、いろんなことに決着をつけた最終回。





野島伸司らしさも随所にありつつ、力わざでまとめてきました。





日本テレビ 土曜21時
「理想の息子」最終回



主演…山田涼介、鈴木京香
脚本…野島伸司
演出…佐久間紀佳





海(鈴木京香)が倉橋(沢村一樹)と結婚すると言い出して、大地(山田涼介)がパニックになった矢先…





三船(藤ヶ谷太輔)の母親が見つかったってことで…





しかし、三船の母は若年性アルツハイマーで既に三船を分からなくなっていて…




いきなり野島ワールド全開というか、最終回にぶちこんできましたよ…





三船の深い悲しみを藤ヶ谷が憂いたっぷりに演じて、今回の三船先輩は、その後の後輩たちとの対決も含めて、カッコ良すぎるほどカッコ良かったですね…





一方、小林(中島裕翔)は大地が辞退し推薦したために三船の後がまとして海王のトップに立つことになります。





神輿は軽い方がいい…
なんて随分な言われようでしたが…弱さや痛みを知っているリーダーの方がいいってのは一つの考えですね。





小林の母親(鈴木杏樹)もようやく息子を認めてくれそうです。





残るは大地と海。
息子離れするために海は結局結婚を選びました。





私にかかってきなさい…
と大地と対決して巨大なカンガルーのCGが出てきたのには笑いました。





神父役で金子ノブアキがまたまた登場。
一つのドラマで4つもの役をやるなんて記録じゃないだろうか…(笑)





それと頑なに続けてきた女装コーナー、まさかのゴキブリで立つ…というオチ。もう一人笑わない妹がいるんだけど…って
( 」´0`)」オーイ





まぁチラチラ野島伸司らしさが見え隠れしましたが、気楽に楽しめる作品ではありました。





今回の評価は…7





山田涼介をこのドラマで評価するのもどうかと思いますが…





若いのにキャリアを積んできた余裕があり、熱をこめるところとサラリと演じるところとのメリハリが巧みで、才能のある人だなと感心しました。