終わって淋しい…「最後から二番目の恋」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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もうあの2人の掛け合いが見られなくなるかと思うと淋しいものがあります。





掛け合いを楽しみにして毎回見ていたという意味では、「結婚できない男」の阿部寛と夏川結衣以来のものがありましたから…





このドラマのスタッフは、そんな視聴者のニーズをよくわかってくれていて…





最終回も2人の掛け合いから始まり2人の掛け合いで終わるという洒落た構成になっていました…





フジテレビ 木曜22時
「最後から二番目の恋」最終回



主演…中井貴一、小泉今日子
脚本…岡田惠和
演出…宮本理江子





最終回なのに大してストーリーが展開せず終わるってところが、このドラマらしい良さで…





千明(小泉今日子)と真平(坂口憲二)は別れたし…
和平(中井貴一)と知美(佐津川愛美)は会わないことになりましたが…





だからと言って、和平と千明、真平と知美がペアになるなんて安易なことはせず…仲良くやっていくんだろうな…と思わせる程度で終わらせました。





バタバタと最終回で決着をつけるドラマとは一線を画す、余韻を大切にする大人なドラマに徹してくれて最後まで洒落てましたね。





典子(飯島直子)はダンナ(浅野和之)とヨリが戻りましたが…最後までどうでもいい感じでした…(笑)





しかし相変わらず和平と千明の掛け合いは面白かったですね…





ヤンキー臭いにはホント笑いました。





ラストのパスモを改札口で探す千明をくさすのも…
よくウチの家内も一緒に出かけるとやることなので…おかしくって…(笑)





二人の掛け合いが見られなくなるのはホント淋しいです。





今回の評価は…7





ラストに千明のナレーションで語られる…
淋しさを埋めるために恋をするのはやめよう…

恋をするにもそれが最後の恋なんて思わず最後から二番目の恋と思うようにしよう…





恋から遠ざかりがちの大人たちへ向けた脚本家からの前向きなメッセージ…
いい言葉でしたね。