冬ドラマアカデミー賞…
演技賞の最後は最優秀主演男優賞です。
ノミネートしたのは以下の男優たち。
山下智久
「最高の人生の終り方」
→これまでの山下の主演作品に比べると作品の質は格段に落ちますが、山下自身の演技は決して悪くはなかったと思います。
自分が前に出ようとせず、抑えて相手の演技に反応していく…より大人の役者への進化を今回は感じました。
わが妻いわく…山Pのこぼす涙はなんて綺麗なんだろう!確かに泣きの演技が良かったですね…どの回も。
中井貴一
「最後から二番目の恋」
→いや~中井貴一ってホントいい役者だな~と毎回惚れぼれしながら見ていました。
絶妙なアドリブが生む面白さは名手西田敏行の域に達してます…
それでいてただのおふざけでなく、和平という役の実直さをしっかり見せた上での笑いというのが実にハイレベルなものでした。
松岡昌宏
「13歳のハローワーク」
→いつもの松岡の演技っていえばそれまでですが…
今回の役は大げさに演じても気にならない荒唐無稽な話だったので…
テンポよく気軽に楽しんで見ることができました。
山田涼介
「理想の息子」
→若いのに既に豊富な主演経験があるからなのか、この人の演技は、サラサラと小川が流れるごとくよどみが無く、実にナチュラルです。
母親が大好きと言ってはばからず、勢いでプロポーズまでしてしまう息子を気持ち悪さをあまり与えず見せたのは彼の功績だと思います。
今後はどういう役をやっていくんでしょうね。
ノミネートは以上の4人。
瑛太に食われて存在感の薄さが気になった「ラッキーセブン」松本潤や、
肩に力の入りすぎた演技で彼本来の良さが出なかった「運命の人」本木雅弘は、
いずれもノミネートしませんでした。
それでは
2012年冬ドラマ最優秀主演男優賞に選ばれたのは…!?
中井貴一
「最後から二番目の恋」
こちらも主演女優賞と同じく、ダントツの差をつけての受賞です。
お見事でした…(拍手)
明日はいよいよ私めが毎回記事につけてきたポイントをもとにした冬ドラマ満足度ランキング、そして最優秀作品賞の発表です。
お楽しみに。