たぶん…微妙にダメな気がするんです…何となくのカンですが…
あ~やっぱりそうなっちゃったんだ~って…見たらなるような気がするんですよね…このドラマは。
4月14日スタート
日本テレビ 土曜21時
「三毛猫ホームズの推理」
主演…相葉雅紀
脚本…大宮エリー
演出…中島悟、南雲聖一ほか
シリーズ累計2600万部を超える赤川次郎の傑作ミステリーの連ドラ化。
相葉雅紀演じる主人公片山義太郎は名刑事だった父の跡を継ぎ刑事になったものの…
血を見るのも、高い所も、女性も苦手なダメ刑事。
そんな義太郎が人間の言葉を理解し、抜群の名推理を発揮する三毛猫のホームズと出会い、次々と難事件を解決しながら成長していく姿を描く。
人はいいけど仕事はイマイチという愛すべきキャラは相葉にぴったりかもしれません。
ホームズの化身として義太郎の夢に登場し厳しく叱咤する謎の人物をマツコ・デラックスが演じるのが話題になっています。
しかし、この視聴率狙いの趣向がこのドラマ自体をヘンテコなものにもしかねない諸刃の剣でもあるようにも思えます。
マツコ以外のまわりのキャストは…
義太郎の兄ヒロシに藤木直人。
妹晴美に大政絢。
ヒロシはミステリーマニア、晴美は気が強く好奇心旺盛。この2人は義太郎の追う事件に興味津々で毎夕食時に家で捜査会議を開くほど。
この2人と相葉とのからみは面白そうです。
一方、警察の方のキャストは…
絵画が趣味で飄々としている定年間近の栗原課長に石坂浩二。
晴美に好意を寄せ、気が優しくバカ正直の後輩石津刑事に大倉忠義。
義太郎のことが気に入らない熱血漢の先輩榎本刑事に尾美としのり。
…と、こちらも個性的なメンバー。
演出は「喰いタン」「デカワンコ」の中島悟に、「ハケンの品格」「曲げられない女」の南雲聖一。
日本テレビが誇る強力な布陣がしかれています。
しかし、このドラマで最も懸念されるのが脚本。
大宮エリーという人は「サラリーマンNEO」や板尾創路主演の「木下部長とボク」や「デカ黒川鈴木」を書いた脚本家。
シュールな笑いや奇をてらった笑いを盛り込んできそうですね…
それが心配といえば心配…脚本次第なところのあるドラマですから…
予想視聴率は11~13%
期待度は…★★★★★★