ま~こんなものでしょ…「三毛猫ホームズの推理」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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大体予想してた通りというか…期待度も低くしていたので、さほど驚かず、がっかりもせず見ることができました…。





私めはへそ曲がりで赤川次郎がブームのように人気の頃も読まなかったので、





原作と比べてどうこう言えません。原作ファンの方は悪しからずご了承ください。





日本テレビ 土曜21時
「三毛猫ホームズの推理」第1話



主演…相葉雅紀
脚本…大宮エリー
演出…中島悟





まず主演の相葉雅紀について…
相葉くんは「マイガール」や「バーテンダー」のように23時台のドラマで見る分にはいいんですが…





ゴールデンの21時台とかだと…見ていて居心地悪いというか…
ちょっと荷が重い気がしますね…。





決して演技が上手いタイプではなく、あくまで相葉くん自身のキャラクターに合った役ならOKというタイプですから…





まぁ…日テレのスタッフもそんなことは先刻ご承知で、今回の役は相葉くんにぴったりの役柄になっていて…





刑事なのに血が苦手で、高所恐怖症、おまけに女性も苦手で人を疑うことができないというダメ刑事。それでも動物が好きで三毛猫もすぐなつくという…キャラクター。





なので少々滑舌が悪かろうと、あまり気にはならない作りになっていて、そのダメっぷりも、犯人のことを最後まで信じようとするあたりのひたむきさも良かったかな…と思います。





…ではまわりはどうかと言うと…
相葉演じる義太郎の兄でミステリー好きのヒロシが藤木直人、
しっかり者の妹晴美に大政絢、
ガミガミうるさい先輩刑事に尾美としのり、
飄々とした上司に石坂浩二。





…と、このへんまでは良いのですが…





問題は2人…
1人は義太郎の同僚で女性に目がない石津刑事役の大倉忠義。





これは脚本のせいもありますが中途半端なキャラクターになっていて、あまり機能してません。
大倉もクセのない演技だからというのもありますが…




もう1人はホームズの化身役のマツコデラックス。
視聴率欲しさ、話題性のためのキャスティングでしょうが…





殊勝に演技しているマツコが気の毒でした。
もっと素に近い感じで毒づかせてあげないと…どうせなら…。





脚本の大宮エリーは今まで深夜ドラマでエッジのきいたものを書いてきた人なので…





ゴールデンタイムの脚本になっていないところがありますね。今までのように好きに書くわけにはいきませんから…やりづらいとは思います…





今回の評価は…6





ベッキー、最初から怪しく演じすぎ…
バレバレでしょう、あれでは…