佐藤浩市がいい…「鍵のかかった部屋」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前クールの中井貴一に続いて、今クールはこのドラマの佐藤浩市のコミカルな演技がおすすめです。





さまざまな役を演じてきた人だからこそ到達しえた軽妙さで…





さりげなく笑いを取る…センスのいい演技を見せてくれてます。





フジテレビ 月曜21時
「鍵のかかった部屋」第2話



主演…大野智
脚本…相沢友子
演出…松山博昭





毎回、榎本(大野智)が現場を再現して模型を作るのがお決まりになるみたいですが…





いろいろ芹沢(佐藤浩市)が意見を言うのに却下されるのがツボです…





その他にもちょっとしたセリフやしぐさで佐藤浩市は笑いを取るんですが、主演の大野の邪魔をしない節度がまた絶妙です。





大野智は初回より更に磨きがかかり…ほとんど表情を動かさず…感情もなくしゃべる独特な雰囲気でオーラを放っています。





泥棒だった会田(中村獅童)となんで知り合いだったのか?という疑問のあと…
鍵を破っている姿には、泥棒だったのでは…と思わせる凄みがありました。





こういうダークな感じを匂わせる…というのも大野の演技力のなせるわざです。




いつ榎本の正体が明かされるのか楽しみになってきましたね。





このドラマ、密室のトリック破りに特化した内容なので、いろいろと強引な部分はありますが…





テンポのいい脚本とキャストの演技力、音楽の使い方の上手い演出でたたみこむように見せきっています。




今回の犯人役の高嶋政宏も抑えた中に異常さを垣間見せ…





近頃、高嶋兄弟は2人ともダーティな役が良いですね。





被害者の妹役の福田麻由子、「白夜行」の子役の時を思い出しますが…特徴のある目のミステリアスさは相変わらずですね。





今クールの中では総合力では間違いなく上位に位置する作品です。





今回の評価は…7