堺、新垣、里見トリオの妙「リーガル・ハイ」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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「鍵のかかった部屋」の大野、戸田、佐藤トリオもいいアンサンブルですが…





このドラマの堺、新垣、里見の3人も、なかなか良いトリオで、ドラマを面白くしてくれています。





フジテレビ 火曜21時
「リーガル・ハイ」第2話



主演…堺雅人
脚本…古沢良太
演出…石川淳一





3人を味でたとえたら堺雅人演じる古美門がピリピリした辛味、新垣結衣演じる黛はふんわりした甘味、そして里見演じる服部は辛味と甘味をうまくひきたてる塩味って感じ。





相手を邪魔せず生かし合うバランスが良くて、事務所のシーンでのやりとりが面白いです。





今回は初回ほど堺の演技はエキセントリックではなく…





古美門を目の敵にする三木(生瀬勝久)との法廷での直接対決を虚々実々の駆け引きで見せました。





テーマは著作権侵害でパンクロックバンドの2人(福田沙紀、窪田正孝)が、今を時めく多作のヒットメーカー(鶴見辰吾)に盗作されたと訴える話。





絶対負けそうな案件なのに和解にまで持ちこんでしまう過程がテンポ良く描かれました。





私めとしては友近が坂本冬美ばりの大物歌手風で盗作した曲を歌ったりコメントしてるのがツボでしたが…




明らかに秋元康を皮肉っている話に、この脚本家の持つ毒を感じ、こういう話、嫌いではありません。





新垣結衣の音痴演技は凄かったですね…彼女自身が音痴では?と思えるほどでした。





結局大したお金にならず落ち込んでいるのかと思ったら…
「結局、柊しずかに会えなかった~!!」
って叫ぶラストは秀逸でした。





ラストに古美門が叫ぶのはお決まりにするんですかね…
だとしたら今後楽しみです。





あと、服部さんはイヤな客には冷凍食品を出すというのも、何気にツボでした。




黄門さまから解放された里見浩太朗が飄々と楽しそうに演じているのが、とても微笑ましいです。





今回の評価は…7