前回登場した極秘で植毛手術を頼むヅラの教授。
今回はその手術が描かれたわけですが…
その他にもいろいろと盛りだくさんでした。
日本テレビ 水曜22時
「クレオパトラな女たち」第4話
主演…佐藤隆太
脚本…大石静
演出…猪股隆一
医学部長になるよりも今は髪を風になびかせたい~♪って言う主任教授(西田健)。
後頭部の毛のある部分を皮膚ごと切り取って、そこから1本1本毛髪を取って、生え際に植えていく。
そうして1500本植えるという気の遠くなる作業。植毛手術ってこうやるのか~と興味深く見ました。
…って、ドラマの感想と関係ないですね…(笑)
今回は誰がメインでフューチャーされてるわけでなく…
自分だけ置いてきぼりで夫と息子、姑が海外に行った市井先生(稲森いずみ)は、飲めない酒を飲み…酔って峯太郎(佐藤隆太)に不満をぶちまけます。
また星田先生(芦名星)は、院長(余貴美子)に将来有望な大学病院の医師を見合い相手に紹介されますが…
頭が薄くて40歳で…ってことを気にしてたら、逆にもっと若くて小柄な女性が良いと先方から断られてしまいます。
そんなうまくいかない2人に比べ、看護師の葵(北乃きい)は誰とでも寝るというのをやめ…
ちょっとさえないながらも優秀な大学病院の研修医と交際を始めたらしく…終始上機嫌。
…てな具合にテンポよく女性たちの事情が描かれ、まぁそれなりに楽しく見ることができました。
しかし、市井先生はなぜあんなに夫におどおどしてるんですかね。
あと、微妙にこのドラマでツボなのが、峯太郎を密かに好きな裕(綾野剛)の切ない恋心の表現。
峯太郎の会話で都庁でもっと忙しい部署を勧められても、峯太郎と一緒にいる時間がなくなるから断ったとチラっと言ったり…
休日も出勤の峯太郎に休みが合えば一緒に出かけられるのに…と言ってみたり、
急にクリニックの仲間で夕食行くことになったとメールが来て、スーパーでカゴに入れかけた牛肉を寂しそうに元に戻したり…
ゲイの青年のノーマルな男への一方的な恋心の切なさみたいなものが綾野の好演でいやらしさなく描かれていて、これもまたこのドラマの売りになりつつあります。
何やかやとついつい見てしまうドラマです。
今回の評価は…