元妻とのあうんの呼吸…「リーガル・ハイ」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

今回、古美門(堺雅人)が担当するのは離婚調停。





そして対決する相手側の弁護士が古美門の別れた妻圭子(鈴木京香)ってところがミソでした。





フジテレビ 火曜21時
「リーガル・ハイ」第6話



主演…堺雅人
脚本…古沢良太
演出…城宝秀則





いや~今回も面白かったぁ~
やっぱり脚本が非常によくできていますね。





毎回古美門の方が負けそうなのを逆転勝利に持っていくのが、このドラマのカタルシスなわけですが…





今回も離婚調停で女癖の悪い夫の方を担当…更に古美門とかつて一緒に弁護士をやっていて手の内を十分知られている圭子が相手側弁護士とあっては、さすがに古美門も負けるか?と思わせます。





圭子が現れた時の古美門のあたふたぶりはおかしく、お腹が痛くなって便所にこもるっていうのが笑えました。





また鈴木京香がいかにも女傑って感じで、見事な強敵ぶりでした。





ところが、圭子が黛(新垣結衣)を飲みに誘った席でポロっとしゃべったことをヒントに…





妻の側の不貞を暴露、離婚は和解の方向へ進み、古美門側の勝利で終わります。




しかし、このドラマはさすがにもうひとひねりあって…





圭子はわざと黛にヒントを出し、勝たせようとしているのをかぎとった古美門がそれを突破口にしたのでした。





服部(里見浩太朗)にはそれがお見通しで、元夫婦のあうんの呼吸でやったことだと黛に明かします。





依頼人の女性にとっても、それが良いと思った上でのことだったのです。





それぞれが今も持っているメダルの片割れをじっと見ているしっとりしたラストは珍しく笑い無しでした。




洒落た大人のコメディって感じで、いい回だったと思います。





今回の評価は…7





次回予告にはびっくり目

横溝正史の金田一のパロディって…(笑)