普通でいたいすず…「37歳で医者になった僕」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回はミムラ演じるすずにやられました…( ̄∇+ ̄)





障害も病気も受け入れて、それでも普通でいたいと願うすずの思いが胸を打ちました。





フジテレビ 火曜22時
「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」第7話



主演…草なぎ剛
脚本…古家和尚
演出…三宅喜重





お泊まりセットを持って、紺野(草なぎ剛)のアパートについて来たすず。





森下(田辺誠一)からの病状説明に立ち会えなかったことを詫びる紺野に…





そんなことより映画やテレビの話とか、普通の話がしたくて来たの…
医者になることに懸命で、紺野とそういう話ができてないから…と。





うーん、前回治りたいって思うことにも治してほしいと願うことにも疲れてしまったって言ってたすずの言葉だけに何とも切なかった。





今回は足の不自由な林田(阿部力)と入院したその彼女との話をからめて…





健常者と障害者の間に線を引こうとする林田と、受け入れることでその線を越えたいと願うすずとの対比が描かれ…





自分の考えを押し付けようとしないすずの真意を、林田が紺野から手話の意味を聞いて知るあたりが、うまくできていました。





すずの言葉で胸に迫ったのは、紺野へ言った…
あなたは私の医者になりたかったかもしれませんが、私はあなたの患者にはなりたくない…
って言葉でした。





恋人として普通に接して欲しいすずの気持ちが胸に刺さりました。





だからラストに紺野がプロポーズするシーンの泣き笑い顔にはホントやられました。





一方で利益優先をむき出しにしはじめた佐伯(松平健)が、どんな手段で逆らう紺野をつぶしにかかるか、恐ろしくなってきました。





怖い顔して研修医たちを監視している中島(鈴木浩介)は笑えましたけどね…





今回の評価は…7