まぁ…それだけ演出の個性が強いわけですが、今回は始まってちょっとで「あ～今日は木村ひさしだな…」ってわかりましたね。
ＴＢＳ 日曜21時
「ＡＴＡＲＵ」第７話
主演…中居正広
脚本…櫻井武晴
演出…木村ひさし
チョコザイ(中居正広)と舞子(栗山千明)、沢(北村一輝)がコインランドリーにいたら…２発の銃声が聞こえ…
駆けつけると交番の中で警官(神保悟志)が撃たれていました。
しかし銃声は２発聞こえたのに、使った銃弾は１つだけ…警官は自殺ということになってしまいます。
警察の上からの圧力で捨てヤマにしろってことなのです。
しかし、現場に駆けつける時にかつての上司(升毅)とすれ違った沢は、彼が関与しているのでは…と疑いを持つって話でした。
この上司、かつて大事な犯人逮捕の現場で突入直前に奇声を上げてそこからいなくなったいわくつきの人物で…
上司からのプレッシャーに押しつぶされて、そんな突飛な行動に走ったのでした。
今回死んだ警官はこの上司の同期で、今交番勤務でつらい思いをしているのを知り、他殺に見える自殺の方法をメールでレクチャーしたというわけです。
警察はうるさいタテ社会なので、こういうストレスってあるんだろうな…と実感しました。
まぁ…話がシリアスな方向なので、木村ひさしの演出もおふざけは極力おさえめだったのが物足りませんでしたが…
沢がまだ若手刑事だった頃の回想シーンで髪型も変だし、てっぺんがハゲてたのは衝撃的でした。
…ってことは今はカツラ？舞子の母親の死の件とのからみは今回は出ませんでしたが…
沢にはまだいろいろ謎がありそうです。
渥見(田中哲司)の「～なのね」口調は奥さん対策で、ああなったんですね。
それにしても前回拉致された犬飼(中村靖日)はどうなったんですかね…
今回の評価は…
