毎回泣かさなくても…「ビューティフルレイン」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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もう、いいんじゃないですかね…毎回芦田愛菜を泣かさなくても…





つくづく今回思いました。ホントこう毎回毎回では…涙の効力も落ちると思いますけど。





フジテレビ 日曜21時
「ビューティフルレイン」第5話



主演…芦田愛菜、豊川悦司
脚本…羽原大介
演出…水田成英





このドラマ、子供が楽しみにしていることをアルツハイマーにかかった父親が忘れてがっかりさせる…というパターンを繰り返してきてますが…





今回は、商店街の福引きで当てた大島1泊ペア旅行。夏休みに入った美雨(芦田愛菜)は父親の圭介(豊川悦司)と行けると大はしゃぎ。





しかし、いざ竹芝ターミナルに着いたらチケットが無くて、当日券も売り切れで結局大島行きは断念…





涙ながらに父親をなじる美雨。しかし、帰宅して自分が仏壇の母親に見せようと置いたまま忘れたのを思い出し、またまた涙ながらに圭介に詫びるわけです。





今までと違う裏切りパターンできたわけですが…
芦田愛菜を泣かせるためにすべてお膳立てをしてるみたいで…どうぞ視聴者の皆さん、愛菜ちゃんで泣いてください…というサービス精神の過剰さを感じずにはいられません…





愛菜ちゃんはスタッフの要求どおり、見事なまでにきちんと演じるだけに…
そう毎回毎回泣かさなくてもな~と逆に思ってしまいました。





今回はむしろ、圭介から病気のことを告げられた中村社長(蟹江敬三)が、自分なりに本を買い込み病気の勉強をし…





病気の深刻さを知りながら、クビにするかと思いきや、「一緒に頑張ろう…」と言ってくれた…





そのシーンの蟹江敬三と豊川悦司に尽きると思うんですよね。
そこだけでも十分感動した。





下町の人情にあつい町工場の社長を、蟹江敬三は実にそれらしく演じていて、ホントいいなぁと思います。妻の丘みつ子もいいですけどね。





そんなに愛菜ちゃん頼りにしなくても大丈夫なのに…と思わずにはいられませんでした。





今回の評価は…7





とはいえ、予告でもまた泣いてたっぽいな~愛菜ちゃん…(汗)