続いて夏ドラマアカデミー賞の最優秀助演男優賞です。
ノミネートされたのは以下の5人です。
井浦新
「リッチマン、プアウーマン」
主人公日向徹に抱く複雑な感情を、この人らしい演技で見せてくれました。
脚本が良ければもっと面白くなったんでしょうが…
残念な役柄でした。
段田安則
「浪花少年探偵団」
芸達者が多数出演していたこのドラマの中で、最も感心したのは段田演じる漆崎刑事。
浪花の人情味溢れる刑事って感じで、この人主演の2時間ドラマとかも見たくなりました。
斎藤工
「ボーイズ・オン・ザ・ラン」
最初は主人公の味方を装い、裏切るものの、後に病気になり励まされて克服するという難度の高い皮肉な役を演じきりました。
こういう裏の顔のある皮肉な役を演じさせると、実に力を発揮する人だと改めて感心しました。
生瀬勝久
「ゴーストママ捜査線」
仲間由紀恵との絶妙なコンビネーションはこのドラマを見るモチベーションになる面白さでした。
気負わずサラリと演じるうまさを堪能しました。
蟹江敬三
「ビューティフルレイン」
蟹江が代表としてノミネート。従業員役のでんでんや三浦翔平も良かったです。
中でも丘みつ子との社長夫婦の醸し出す温かみが、このドラマにとってはポイントだったと思います。
以上 5人の中で最優秀助演男優賞に選ばれたのは…
井浦新を接戦で制して…
斎藤工
「ボーイズ・オン・ザ・ラン」
まだまだこの人には底知れぬポテンシャルがあることを感じさせる今回の役でした。