第2話で、こういうことなんだというのが明確になりました。
テレビ朝日 木曜21時
「ドクターX～外科医•大門未知子～」
第2話
主演…米倉涼子
脚本…中園ミホ
演出…松田秀知
一度は病院をクビになった大門(米倉涼子）でしたが、毒島（伊東四朗）に呼び戻されます。そこには大門の医師としての力量を見抜いた毒島のもくろみがあって…
今回は代議士の紹介で特別扱いの出版社社長の手術と、一般の急患の手術が重なってしまい…
社長の手術は手術が苦手の鳥井教授(段田安則）がやり、もう片方を大門がやることに…
しかし、大門が心配したとおり社長の患部には癒着があり、鳥井では手に負えない事態となり…
院長は大門に来るように命じます。それまでに大門は自分の方の手術はほぼ終わらせていて、社長の方も鳥井が論文でしか見たことのない術式で鮮やかに済ませてしまいます。
毒島は大門にあくまで手術は鳥井がやったことにするように要求…
鳥井を神の手として病院の売りにしようとします。
そこで弱味につけこんでメロンを手みやげに大門を紹介した神原所長(岸部一徳）が登場。患者からの謝礼金をまるごとせしめてしまうのです。
契約条件をたてにやりたくない大学病院の慣習は「いたしません」と拒否する具合や、
正面きって鳥井に手術が下手くそとはっきり言ってしまうあたり、
痛快な気分にさせる医療ドラマを狙っているのが明確になりました。
米倉涼子の芸質とも合っているし、まわりの役者も手練れぞろいなので、それは正しい方向性だなと思います。
室井滋演じる事務長が大門の言動にアタフタするさまや、
岸部一徳の飄々としたタヌキぶりは、
今後見ていく上で楽しみです。
ところで、声で小林稔侍とバレバレなのに、なぜ顔を見せないんですかね。
今回の評価は…
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