もっとシンプルに「レジデント」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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裏の「ドクターX」に視聴率が大きく引き離されたこのドラマ…




単純にあちらの方が、面白いし、役者も揃ってますから仕方ない結果とはいえ、




このドラマ、もうちょっと頑張って欲しいんでよね。いろいろ惜しい作品です。





TBS 木曜21時
「レジデント~5人の研修医」第4話
 



主演…仲里依紗
脚本…永田優子
演出…吉田秋生




前回も書きましたが、脚本の構成が良くないですね。
いろいろ詰め込みすぎで散漫になり、感動的になりきれない…
今回もそうでした。




冒頭は…
休みも呼び出されたりで女医は女性としての幸せをつかみにくい…
って会話がされ、そういうテーマかと思いきや…



それは香澄(須藤理彩)が不妊治療中で、なかなかうまくいかずダンナともめていて、そのダンナがまさかの研修医たち行きつけのバーのマスター(皆川猿時)!って話につながるだけで…




テーマとしては親と子のつながりみたいなことで…




父親(寺島進)に期待も理解もされてない美山(仲里依紗)の悩み…




何度も倒れて運び込まれる少女(杉咲花)とその娘を理解しようとしない母親(若村麻由美)との和解。




この2つがオーバーラップするという仕組みで…
これがメインかと思いきや…




何度も仮病で矢沢(林遣都)に診てもらいに来る老女(加賀まりこ)のエピソードも同じウエイトでからんできて、




離婚して手放した息子が矢沢に似ていて、それで息子と行きたかった水族館に一緒に行き、喜んだ矢先に死ぬ…って展開で…




こっちが泣かせのメインみたいになり…
なんだかあっちもこっちもで、じっくり泣くこともできませんでした。



役者の演技は悪くないのに、ホント残念です。




今回の評価は…6





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