地元を離れない者たちの苦しみ…「遅咲きのヒマワリ」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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視聴率があまり思わしくないからか、
主要メンバー7人が歌いつなぐ私めお気に入りのオープニングタイトルバックが、今回はエンディングにされてしまいました。




曲調からいってやはりオープニングに
ふさわしいので、エンディングだとおさまりが悪く、元に戻して欲しいです。




エンディングはミスチルの主題歌の余韻で終わって欲しいんですよね。





フジテレビ 火曜21時
「遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~」第4話



主演…生田斗真
脚本…橋部敦子
演出…植田泰史





今回は寂れていく商店街の金物屋の息子順一(桐谷健太)がメインの回でした。




郊外の大型ショッピングセンターのおかげで町中の商店街の閉店が相次ぐというのは、どの地方でも起きている深刻な問題で…




何とかそれを食い止めたい順一は、閉店した店を改築して、サーフィンに来る若者の宿泊施設にしようという計画を提案します。




しかし、商店街のオヤジたちはあまり危機感がなく、順一の提案は無視し、東京から来た丈太郎(生田斗真)の意見を聞く始末。





丈太郎が言ったゆるキャラを作るという無難な案に簡単に乗っかり、解散してしまいます。





昔から心を寄せていて、最近になって会話ができるようになったさより(国仲涼子)に愚痴を聞いて貰おうとしますが…




東京から妹かほり(真木よう子)が地元に帰ってきて、仕事を持つ妹に対して、パート勤務で主婦しているみじめさを慰めて欲しいさよりに、そんな話は聞きたくないと拒まれてしまいます。




地元を離れられず、しがみついて生きていかねばならない苦しみは、順一もさよりも共に抱えていました。




そしてもう1人、地元期待の高校球児だった弘樹(柄本佑)も、父親が職を失い今では酒浸り、家を出て彩花(香椎由宇)の家に転がり込んでいて…




みじめさを抱えながら、地元にしがみついている1人なのです。




かつての恋人のかほりについ抱きついてしまうほど、弘樹も心が弱っているのでした。




やるせない状況から抜け出したい彼らの心の揺らぎを丁寧にこのドラマは描いていきます。




更に、春菜(木村文乃)も不倫から抜け出したいから丈太郎に接近しているようです。




それぞれの想いが明確になってきて、見ごたえが高まっています。





丈太郎とかほりのやりとりも息が合って面白さが増してきました。




今回の評価は…7


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