親子のわだかまりが裏テーマ?「ゴーイングマイホーム」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回はいい感じに辛口ホームドラマになってましたが、




今回はまたなんだかなぁ~って感じになってしまい…




クーナがメインだとツラいなっていうのが第一の感想です。




フジテレビ 火曜22時
「ゴーイングマイホーム」第5話



主演…阿部寛
脚本、演出…是枝裕和




今回漠然と見ていて、是枝氏の描きたいことの一つは親子の間のわだかまりなんだな…と思いました。




例えば、主人公の良多(阿部寛)はこれまで父親(夏八木勲)とのコミュニケーションがうまく取れていたとはとても思えず、




かといって、自分の娘とも仕事の忙しいのにかまけて、向き合って来なかったのです。




それが父親が倒れ、自分も職場で立場が悪くなり、クーナを探している父親や、それに賛同している娘と向き合う時間ができて変わっていくんですね。




更に、このドラマにはいろんな親子がいて、良多の妻沙江(山口智子)は料理のできないダメな母親(りりぃ)のようにはなるまいとしてフードコーディネーターになったようで…




母親への反発が原動力だったようなんですが…そんな仕事に忙しい沙江に娘は母親として期待してくれてない…という皮肉な結果にもなっているわけです。




ホント親子って難しいもので、治(西田敏行)は娘の菜穂(宮崎あおい)に邪険にされていて…




中華料理屋でのこの父娘のやりとりが今回一番面白かったです、




阿部サダヲ演じる良多の夢の中のクーナは毎回出てくれるんですかね。
ちょっと楽しみになってるんですが…





今回の評価は…6


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