ワンパターン化させない工夫…「ドクターX」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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第2話のパターンでいくドラマなのかと思っていたら…さにあらず。




第3話はまた微妙に変えてきて、今回は更に変えてきました。
どうやらワンパターン化しないようにスタッフは腐心しているようで、その努力が作品の質を高めています。





テレビ朝日 木曜21時
「ドクターX~外科医•大門未知子~」
第4話



主演…米倉涼子
脚本…中園ミホ
演出…松田秀知




初回からご覧になってる方はお分かりかと思いますが、今回は第2話の裏返しともいうべき回でした。




第2話では手術の苦手な鳥井(段田安則)に代わって大門が手術をして、鳥井の手柄にし、患者からの謝礼金を神原(岸部一徳)がせしめるパターンでしたが…






今回は腹腔鏡手術の名手でテレビでもスーパードクターとして出演する加地(勝村政信)を助手として手術をやるものの…




私、できませ~ん…と大門は途中で内視鏡と腹腔鏡の併用手術を断念、加地に得意の腹腔鏡手術をやらせます。



テレビでは医師の仕事はお金じゃない…プライスレスなライフワークだ…などと綺麗ごとを言ってる加地から…






その発言を逆手にとって、ホントは謝礼金を欲しい加地から神原はまんまと謝礼金をせしめます。




この神原は相当なタヌキ親父で、大門にも謝礼金のことを隠していて、独り占めしているようだし、過去に大門は危険な手術をやってきてることも知ってるようなのです。




飄々としていながら腹にイチモツある不気味さを、岸部一徳が楽しそうに演じています。




今後もどう謝礼金をせしめるのかが楽しみです。





今回の評価は…7

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