絶妙なトリオの誕生…「PRICELESS」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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会社をクビになり家からも叩き出された模合部長(中井貴一)が転がり込んできて、たださえ狭い金田一(木村拓哉)の部屋を二階堂(香里奈)と3人で使うことになります。




ごちゃごちゃ文句を言う模合と強気でつっぱねる二階堂、そして二人を適当にいなす金田一、三者三様のキャラクターが生きて絶妙なトリオが生まれました。



フジテレビ 月曜21時
「PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん~」第5話



主演…木村拓哉
脚本…櫻井剛
演出…鈴木雅之




とにかく、たぶんにアドリブもまじえているだろう中井貴一のまわりとのやりとりが、やけにおかしかったです。
中井貴一ワールド全開って感じ…(笑)




二階堂には一緒の部屋で寝るなんて有り得ないと疎んじられ…
子供たちには雑魚キャラとか言われてバカにされ…





中井貴一が加わったことで幸福荘の面々がイキイキしてきて、ドラマに弾みがつくから不思議です。




ラーメン屋から貰った屋台で金田一お気に入りのホットドッグを、社食のまずいミラクル魔法瓶の会社の真ん前で
売ることにする金田一。



普通はクビになった会社の前でなど、ミジメな感じになってイヤなのに
あくまでポジティブな金田一はお構いなし…




二人で何ができる…
冷笑する統一郎(藤木直人)に金田一は
「社長こそ一人で何をやろうとしてるんですか?」
…と、ぼそりと言います。
この言葉は刃となってグサリと統一郎を突き刺す…木村拓哉の真骨頂ですね。




このドラマではバランス良くキムタクの良さを出しているのが上手いですね。




やたらと原価や材料費を気にする二階堂の経理部キャラも、いい味を出しています。




今後は統一郎に切り離された魔法瓶部門の人々と、金田一の彼女(蓮佛美沙子)の父親(草刈正雄)のバックアップを受けて魔法瓶を作る会社でも立ち上げていくんでしょうね。




展開も楽しみですが、金田一•二階堂•
模合トリオのセリフの応酬が楽しみになりました。




今回の評価は…7



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