晩婚化社会で老後を生きるとは?…「結婚しない」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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テーマを提示しながら、あまり深く踏み込まず、あくまでサラッと描いてきたこのドラマ。





そこが私めには不満だったことが多かったのですが、今回は珍しくちょっと踏み込んで描いてくれました。





晩婚化社会の老後というテーマなので、いつになく春子(天海祐希)がフューチャーされていたのも、良かった理由です。





フジテレビ 木曜22時
「結婚しない」第7話



主演…菅野美穂、天海祐希
脚本…山崎宇子、坂口理子
演出…石井祐介




このまま独身で生きていったら、死ぬ時も誰にも見つからず孤独死なんてニュースに怯えてしまう千春(菅野美穂)




ところが春子の方は一人で生きていく覚悟は十分できていて、そのための貯えもちゃんとできています。




今は姑の介護をしている母親(梶芽衣子)の面倒をゆくゆくは見なければ…とも思っていますが、




母親は既に老後に入る施設も決めていて娘の世話は受けないと思っていることを知ります。





この天海祐希と梶芽衣子の男前母娘のやりとりが今回の見どころで…




かつての不倫相手の上司樋口(石橋凌)
が離婚が決まったから、またやり直そうと言われたのにぐらつく春子に…




母の陽子は「あなたはきちんと一人で立っていける人よ」「もっと他に夢を見られる場所があるはずよ」とピシャリと言うんです。




この母も実は略奪愛で結婚したらしいんですね。それを姑にかばってもらったので、介護に尽くしているんだそうで…




娘にはつらい思いをさせたくない母の心情が伝わり良いシーンでした。





先が見えてきたから自分らしく生きて、老後を共に過ごすパートナーを見つけたい…っていう教授(小市慢太郎)
の言葉にやけに食いついていた春子。




早く二人の間に恋愛感情が生まれるといいのに…




千春の新たな相手は徳重聡?
う~ん微妙ですね。
玉木宏の方がいいでしょう。いくらバイトでも…




今回の評価は…7



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