ホームドラマとしての良さ…「ゴーイングマイホーム」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前々回面白かったように、今回もホームドラマとして退院した栄輔(夏八木勲)を中心にした家族のありようがきちんと描かれたのが良かったです。




フジテレビ 火曜22時
「ゴーイングマイホーム」第7話



主演…阿部寛
脚本、演出…是枝裕和




退院した栄輔は自分の死期が近いことを感じていて、そんな栄輔が旧友の治
(西田敏行)や息子の良多(阿部寛)、嫁の沙江(山口智子)、孫の萌江(蒔田彩珠)と交わす会話が印象的でした。




お前と会うとツラい記憶を思い出すから、もうここには来るなと言われてしまう治との会話の苦さ…




沙江に自分が死んだら忌中払いの精進料理を作って欲しいと頼み、あまり美味しくしなくていいから…と言う皮肉さ…




幼い萌江には率直に自分がもうすぐ死ぬと明かす、死へ向けての静謐な覚悟…




本当に演じてる夏八木勲がもうすぐ死んでしまうのでは?というリアルさに、度々ハッとさせられました。




あとやはり吉行和子とYOUの母娘が出ると面白くて…





吉行和子演じる姑が自慢のもちピザをフードスタイリストの嫁に誉められ、いい気になって雑誌に載せてとあつかましく言うくだりや…





YOU演じる姉が良多にセンスを批判され、あんなくだらないCMを作ってる人に言われたくないと逆襲するくだり(かなりのアドリブ)は、思わず笑ってしまいました。




沙江と萌江がハンバーグを作るシーンもほのぼのとした良いシーンでした。




クーナの割合が少ないと見やすいドラマなんですけどね…




とは言うものの…
冒頭のクーナタイム、今回の木彫りのクマは笑いましたけどね…





今回の評価は…7



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