終盤へ向けての盛り上げ方の上手さ…「ドクターX」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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ダメな連続ドラマは途中に回数かせぎみたいなどうでもいい回があったりするのですが…





このドラマは高視聴率がうなずけるクォリティーだけに、一切ダレる回は無く、今回は終盤へ向けての布石の回でした。




テレビ朝日 木曜21時
「ドクターX~外科医•大門未知子」第6話



主演…米倉涼子
脚本…中園ミホ
演出…田村直己




今回明らかになって重要なのは、大門(米倉涼子)の父親と、毒島(伊東四朗)、神原(岸部一徳)の三人は医大で同期だったということ。





毒島は医大内での出世に強い関心があり、今の立場に…
神原は金銭欲が強いあまりに、医局を出て医師斡旋を始め…
大門の父親は患者を治すことにしか関心がなく、独立して開業医に…
それぞれなったのでした。




神原いわく、毒島の出世を阻むようなことを大門の父親がしてしまい…その恨みから毒島は大門からの紹介患者を受け入れず、他の病院にも根回しして大門診療所を閉鎖に追い込んだようです。




毒島はおそらく大門の娘と承知の上で未知子を雇ったんでしょうね。





前回のラストで大門診療所をつぶしたのは自分ではない…と神原には言ってましたが…。




権勢欲の強さをむきだしにし、ダーティーな匂いを出してきた毒島。鳥井(段田安則)のことも研究だけのヤツとしか見ておらず新たな部長候補を連れてくる冷徹さ。伊東四朗の善悪がつかみにくいファジーな演技に凄みがあります。




かわいそうなのは鳥井で、
毒島の留守中、院長代理になるわ、
研究がパリでの学会で発表することになるわ、
で有頂天になってる矢先、肝門部胆管がんのステージ3であると判明…




更に追い打ちをかけるように部長候補の医師が来ると知らされ…ショック!




その上、同じ肝門部胆管がんで入院し、大門の執刀を待っていた患者(六平直政)は手術前に死んでしまうのです。




鳥井の手術を大門がすることになるんでしょうが、かなりの難しい手術のようです。





次回に向けてがぜん面白い展開になってきました。




神原に関してもまだ明らかでない部分がありますしね。





今回の評価は…7










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