2話続きのエピソードだったのでまとめて記事にします。
TBS 木曜21時
「レジデント~5人の研修医~」第9話
•最終回
主演…仲里依紗
脚本…永田優子
演出…吉田秋生(第9話)高成麻畝子(最終回)
2話続きで描かれたのは医者として生きていく覚悟。
しずく(仲里依紗)は双子の弟の皆人(
千葉雄大)が救急搬送されてきて、感染症で変色している右腕を即時切断しないと死ぬという事態に…
画家になりたい…ということを知っていたしずくは可哀想とは思いながらも、命にはかえられないと切断を決断します。
しかし、意識を戻した皆人はなぜ腕を切った!と激怒…しずくを責め立てます。
まぁ…死ぬよりは良かったんじゃないかとは思いますが…
しずくは落ち込んじゃうんです。
…で、最終回では地下鉄脱線事故が起きて、危険な状態の親子が運び込まれ母親はすぐ処置し、息子は病院に運ぶと宮島(小澤征悦)は言うのですが、しずくは私たちでもできます!と主張…
研修医5人が力を合わせ、親子共に救います。
そして、しずくは実家の病院にいる皆人に、目の前の命を救う医者として生きていく覚悟を語り、あなたも覚悟して画家をまた目指して!と勇気づけます。
病室の外で聞いていたしずくの父親(
寺島進)は、しずくの帰り際初めてしずくを医者として認め、頑張れ!と励ましてくれるのでした。
主演らしいメインになるエピソードで最終回にはしずくの成長を感じることができ見ごたえはありました。
仲里依紗は私めの好きな女優の1人なんですが、このドラマは群像劇で主役のウエイトが少ない回がかなりあり、
物足りなさを感じました。
しずくのエピソードと並行して描かれたのが矢沢(林遣都)とその母親(高岡早紀)のエピソード。
この母親はアル中で散々息子を苦しめてきて、その挙げ句に「アンタのせいで私の人生めちゃくちゃだったのよ」
なんてヒドいことを言う最低な母親なんです。
そう言われて矢沢はショックを受け酒浸りに…
母親と同じになってしまうのを悲嘆し、睡眠薬を飲んで自殺未遂…
そんなに落ちこむか?って違和感はありましたが、こちらも地下鉄事故の救護現場で頑張り、あっさり復活…
母親からも「アンタを生まなきゃ良かったなんて思ったことは一度もないわよ」と言われたのでした。
だったらあんなこと言うなよ…ってなもんでしたが…
おかげで新城(石橋杏奈)とは仲良くなったし、自分を救ってくれた真中に感謝し、患者を救ったのになじられ落ち込んでた真中を元気にしたので、まぁいいか…
今回の評価…第9話 最終回
毎回エピソードを盛り込みすぎて浅いのが残念なドラマでした。
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