嫌われる兄vs.好かれる弟…「PRICELESS」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマは盛り上げる構図を、社長の器ではない兄•統一郎(藤木直人)と
器の大きい腹違いの弟•金田一の対立に絞っているところが見やすくて良いですね。




これが月9だからと二階堂(香里奈)との恋愛要素とか盛り込まれたら…ぼやけてしまうところですが…




フジテレビ 月曜21時
「PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん~」第10話



主演…木村拓哉
脚本…古家和尚
演出…平野眞




金田一の立ち上げたハピネス魔法瓶は究極の魔法瓶が話題を呼び大成功。





それが面白くない統一郎はムキになって、特許問題をふりかざしたり、裏で手を回しハピネスの関係業者を苦しめたり…とハピネスつぶしに躍起となります。




金田一は業者の人たちのためを思い、
ハピネスをつぶして業者をミラクルに譲ります。




どこであれ、彼らが魔法瓶を作れればいいのだと…
自分はまたやり直せばいい…




金田一のこの度量の大きさに比べ、統一郎は業者たちにやはり魔法瓶は作る気はないと言い放ち、お前らは会社の歯車でいくらでも替えはある…と話してしまうのです。





反感を抱いた榎本(藤ヶ谷太輔)らがツイッターでつぶやいたら、社内に賛同者が多数あらわれ…





遂に統一郎と財前(イッセー尾形)以外の社員全員が一斉に退社。
1500人が幸福荘につめかけます。





そんなみんな一斉にはやめないだろうとは思いつつもダイナミックなラストのハッタリは私めは嫌いではありません。





このドラマは中井貴一や香里奈とのバランスを取りつつ、木村拓哉がワンマンなドラマになっていないのが良いのです。



さて最終回はどうなりますか?
時間拡大でダラダラしなければ良いのですが…




今回の評価は…7

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