第9話と最終回をまとめて記事にします。
これまで男女7人の前に進みたくても踏み出せない事情や悩みが丁寧に描かれてきたこのドラマですが…
最後2話でそれぞれ進むべき道が見えたようです。
フジテレビ 火曜21時
「遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~」第9話•最終回
主演…生田斗真
脚本…橋部敦子
演出…植田泰史(♯9)石川淳一(終)
これまでまわりの人物がフューチャーされて、どちらかというと深く描かれなかったきらいのある主人公の丈太郎(生田斗真)ですが…
第7話あたりで自分は東京には帰れず、この四万十で頑張っていくしかない…という覚悟を示してからは、ただの軽薄なヤツという印象がだいぶ薄められたようです。
3年契約を早めに打ち切り、四万十で休耕田を耕し米作りを始めることを決めたのは、なるほどケガしたおじいさんの田んぼを代わりに作業してきたために自然とうなずける決断でした。
一方、もう四万十で臨床医として生きていくことを決めていたかほり(真木よう子)は…
教授から戻って来いというメールが来て、また迷うことに…
研究医になりたかったのは…大好きだった祖母をがんで喪い、その悲しみからがんを治す研究をして多くの人々を救いたいと思ったからだったかほり。
その原点に立ち返り、教授のもとではその夢が果たせないと感じて、自らいろんな研究所に入らせてもらえないか回るのでした。
四万十と東京と離れて暮らす丈太郎とかほりがサプライズで東京タワーの下で会い、会いたかった気持ちを告げ、
キスを交わすラストは…
主題歌にはどハマりでしたが、ちょっとこのドラマっぽい終わり方ではなかったですね。
わが愚妻はウットリしてましたが…
ついに家業が閉店になった順一(桐谷健太)は丈太郎と米作りを励み、いずれは藤井米店を開く夢に向かって進むことに…
弘樹(柄本佑)は高校教師になって野球を教える夢を断念。野球にはとらわれず今やっている仕事のために理学療法士の資格を取る。
彩花(香椎由宇)は恋人を喪った悲しみから逃れられない自分を反省…
前向きになれそうな感じに。
さおり(国仲涼子)が不満を夫にぶつけ、あっさり和解するのは取ってつけたようだったのはちょっと残念でした。
まぁ…とはいえ、群像劇をうまくまとめたな…と感心しました。
このご時世前向きに生きる姿を見るのは、年末だけにまたひとしおでしたね。
今回の評価は…(9•終)
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