板についてきた仲間由紀恵の悪女ぶり…「サキ」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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仲間由紀恵が珍しく悪女を演じて好評だった「美しい隣人」
その続編というか、また同じ役名のヒロインが登場するのが…


フジテレビ 火曜22時
「サキ」第1話

主演…仲間由紀恵
脚本…渡辺千穂
演出…今井和久


仲間由紀恵という女優は「TRICK」にしても「ごくせん」にしても、
最近の「ゴーストママ捜査線」にしても、ちょっと変わったキャラを演じる方が良い人なんですね。



普通の女性を演じてもどうも面白くない…そんな彼女が、表面は人当たりが良く、男性をひきつけるが、破滅させていく悪女を演じるというのは、
そういうキャラになりきるという意味では、意外と得意のことなわけです。



今回は2度目ということもあり、ますますその二面性が堂に入っており…




ストーカーだった男(姜暢雄)が自殺したあと、その生まれた年のワインを買い、冷蔵庫にしまった肉を出してステーキにして食べるシーンの、凄みというか不気味さは…




残り4枚の肉があることから、
あと4人の男を同じように死に至らしめるのかと期待感を高めました。





無表情の冷たさが何ともいい。能面のような、白磁の陶器のような白い美しさです。




ターゲットらしき三浦翔平や、萩原聖人、高嶋政伸らが、まんまと引き付けられていくさまもテンポよく、今後への期待感がありました。



脚本は「泣かないと決めた日」や「名前をなくした女神」の渡辺千穂で、話を広げるだけ広げておどろおどろしくする人なので、あまり今回も広げすぎて散漫にならければいいのに…とそれが心配ではあります。



今回の評価は…7