細かい夫とガサツな妻…「最高の離婚」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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歯医者で治療を受けながら、早口でダダダダっと妻に関する愚痴をまくしたてる…




セリフセリフしてるのが気にはなりましたが、言ってることは細かいところを突いていて、さすが坂元裕二と思わせる脚本、冒頭から期待感を高めました。




フジテレビ 木曜22時
「最高の離婚」第1話



主演…瑛太
脚本…坂元裕二
演出…宮本理江子




敢えて瑛太にイケてない(本来結婚にあまり適さない)タイプの男を演じさせる…というのが一つの狙いで…




セリフの一つ一つも、どこまで脚本のト書きに指定してあるか分かりませんが細かい動作の一つ一つも、こういう男っているよな…って感じで、





「結婚できない男」で阿部寛が演じた主人公に匹敵するキャラクターを瑛太が演じきっています。





ちょっとまだ演じでる感があるのは、演じる方も見る方も馴れてないからでしょう。





今後繰り返し出てくるパターンもあるでしょうから楽しみです。





一方のガサツな妻役の尾野真千子は、この人自身もそうなのでは…と思わせるリアルな演技で…




同性の目から見たら不快に感じる人もいるでしょうが、案外それでも夫のために化粧してみたり、料理作ったり可愛げもある役ではあります。




瑛太の祖母(八千草薫)に好かれているのも分かる気がします。




そして瑛太の元カノ役が真木よう子。
こちらは妻とは対照的でしっとり落ち着いた女性。
再会してちょっと気持ちが盛り上がるも…



彼女にはプレーボーイらしき夫(綾野剛)がいて…な~んだとなったら、




いきなり妻が離婚届を役所に出してしまい…あんなに文句を言ってたのにアタフタする…というのが第1話でした。




綾野剛がいかにもモテそうなオーラを出しまくりで、瑛太がイケてない分、得な役どころです。



「結婚は3D」で打算、妥協、惰性って…思わず納得のセリフでした。(笑)





あと、瑛太と尾野真千子が付き合い始めたきっかけが東日本大震災の時に歩いて帰宅した時…という設定に批判もあるようですが、




実際あの時をきっかけに結婚を決めた人もかなりいると聞いたこともありますし、




被災者への配慮から不謹慎…とは一概には言えないようにも思います。
批判覚悟で敢えて書きますが…




今回の評価は…7




視聴率は好調なスタートでしたが、瑛太がイケてなくてガッカリした人や、尾野真千子を不快に思う人が見なくなり数字は次回落ちるのでは…と思います。






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