片やホストに貢ぐため昏睡強盗をはたらき服役した芭子(上戸彩)
片やDV夫から息子を守るため夫を殺して服役した綾香(飯島直子)
出所し前科者になった2人は肩寄せ合うように生きていこうとするんですが…
NHK 火曜22時
「いつか陽のあたる場所で」第2話
主演…上戸彩
脚本…高橋麻紀
演出…渋谷未来
芭子は旧友のまゆみ(臼田あさ美)と再会。親しくなる中で綾香は早くからまゆみがDVを受けていることを察知し、自分と同じように幼い息子のいるまゆみが気がかりでならなくなります。
芭子は前科者である引け目から交流を持ちたがりませんが…
綾香はDVをひたすら隠そうとするまゆみに、自分のようになって欲しくなくて…
家に招いて料理をふるまったり、息子を預かって世話したりします。
そしてDVの事実を認めようとしないまゆみに、息子はお母さんの笑顔が見たいんだよ…
と代弁し、DVを避けるよう後押しするのでした。
このシーン、上戸彩も飯島直子も良くてじ~んとしました。
自分たちのような悲劇を招きたくないという切なる願いが感動的でした。
あと良かったのは、綾香と同居を望む芭子に綾香は自分は人殺しで息子とは二度と会えないことをした女だから、こんな私は孤独でいいと拒むシーン。
飯島直子は寂しさを秘めながら強がりを言う役どころが絶妙です。
今回は憂いを帯びた上戸彩も良いですが、久々に飯島直子が良いです。
前科者の引け目をはねのけ介護のアルバイトを始める綾香のように、芭子は強くなりたいと勇気づけられるのでした。
コンビニの店員(斎藤工)と仲良くなるのもいいけど、仕事見つけないとね…(笑)
あと、どうしても思い入れがたっぷりすぎる芭子の母親役の浅野温子の演技が……苦手です。
今回の評価は…
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