今回も良かった~
とりわけ雪が舞う海辺のシーン!
旭とヤスに語りかける柄本明演じる海雲和尚のセリフには心打たれました…
TBS 日曜21時
「とんび」第2話
主演…内野聖陽
脚本…森下佳子
演出…平川雄一朗
「おとしゃん、おかしゃん…」の愛くるしさで視聴者の心を鷲掴みにした子役の二階堂陽向くんは1回きりで、
今回は旭は保育園児に成長、荒川槙という今回の子役さんも、とても素直ないい演技をする子でした。
このスタッフの子役のチョイスは非常に優れてますね。
…で、お母さん(常盤貴子)は自分の心の中にいると信じていたアキラは家族の絵を描くことになり、写真を見てお母さんを描き込むんですが…
その写真を破かれ、友達とケンカしてしまい…謝りに来たその子の母親を見て、
自分には母親がいないことを実感、写真を破いてしまい、せっかく治ったおねしょもまた始まり、父親のヤスになんで自分にはお母さんがいないのか…なじるのです。
ヤスはヤスで再婚話が浮上、家事がおろそかになったり、旭になじられたりして、さほど好きでもない見合い相手(奥貫薫)との再婚を考えてしまいます。
そんなヤス親子を夜の寒い浜辺に連れ出して、海雲は厳しく諭します。
旭にはお前には背中を温めてくれる母親はいない…
お前はその寂しさを抱えて、この先生きていかねばならない…
しかし、お前の背中を温めてくれる大人たちがお前には沢山いる…お前は寂しい子供なんかじゃない…
諭されながら、涙を流す旭少年に…
今回も泣かされました。(T_T)
更に再婚にぐらついたヤスにも、ヤスの悲しみをいたわり、背中をさすってあげながら…
「待っとるぞ、待っとるぞ、ヤス」と海雲は声をかけます。
どちらも柄本明が素晴らしかった。
改めてこの役者の凄さを思い知りました。
旭の卒園式、みんな来てくれて記念撮影。
その時の旭(佐藤健)のモノローグが良かった!
「その日、お母さんが来てないのは俺だけだったけど、誰よりも沢山の人が来てくれたのも俺だった…
暑苦しいほど温かい大人に囲まれて、
俺はもう寒くなかった」
ジ~~ン!
シンプルだけど、イイ話です。
今回の評価は…
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