今回のサブタイトルは「蹴散らして前へ」
本編に出てくる印象的なセリフからつけられていて、その言葉に感銘を受けました。
NHK 日曜20時
「八重の桜」第3話
主演…綾瀬はるか
脚本…山本むつみ
演出…加藤拓
綾瀬はるか目的で見ている視聴者には、なかなか八重が活躍してくれなくてジレている人もいることでしょう。
しかし、兄の覚馬(西島秀俊)と八重は17歳くらい年の違う兄妹で…
「江」の時の上野樹里ほどひどくはないものの、今の段階ではまだ綾瀬はるかが演じるには早すぎるんですよね。
なので兄から砲術を習うくらいがせいぜいで、今回も話の中心は覚馬だったのです。
江戸で西洋砲術を学んできた覚馬は、会津藩にも学んだノウハウを導入して軍事面の改革を図るのですが…
大半の藩士は鉄砲に頼るなど武士たるもののすべきことではない…と否定的で…
あくまで剣や槍や弓矢の技術を磨くのが武士たる者の本分だと、軽んじられるのです。
覚馬は師匠である佐久間象山(奥田瑛二)にかつて言われました。
新しいことをしようとすると、必ず足を引っ張ろうとするヤツらがいる…
しかし、そんなヤツらを蹴散らしてでも前へ進まなければならないと…
この言葉が、今回のサブタイトルですが、私めの仕事でも同じようなことがあります。
新しいことをすると、何もしない者ほど、陰で文句を言ったり足を引っ張ろうとするのです。
覚馬は師の言葉を胸に、自分を腰抜け呼ばわりしたヤツを道場でやっつけます。
鬼の形相で戦う西島秀俊に凄みがありましたね。
しかし、なかなか会津藩では覚馬の主張は受け入れられず、戊辰戦争で敗れてしまう要因ともなるのですが…
それはまだ先の話です。
今回の評価は…
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